2009-01-01から1年間の記事一覧

止まっているけど動画

GIFアニメでもなんでもない、ただの静止画である。でもこれは動画といってもいいと思う。だって、見た人の頭の中には動画的なものが浮かぶでしょう?端的に言うとストーリーが。海外のグラフィック広告とかだと、こういう手法が多いんだけれど、見た人の感受…

「円高差益還元」の心理

「安いモノより安くなったモノを人は買う」というのは持論なのだけれど、円高差益還元というのもよい事例だなと思う。まず基本的な考え方として、人は「安い」という情報だけを見たときには、手抜きを推測し、品質を疑う。その安さが、品質と関連しているも…

「情報発信」の謎

まったくブログを更新してないことに気づいた。Twitter効果か。そういえばTwitterスレから。 125 : フクシア(dion軍) :2009/08/18(火) 00:22:10.16 id:gF4/0+pb そもそも自分の情報を発信する意味がわからない。blogとかよくやるよな 130 : トキワハゼ(大…

二次生産物の魔力

あくまで自分のことに限るけれど、あるコンテンツ群と同じくらい、それへの反応や感想群がコンテンツとしておもしろい。同時に、あるコンテンツ群と同じくらい、それに対する自分の反応や考え方が自分にとって(将来)参考になったりする。なんだろう、これ。

どこにボールを投げるか

すこし前から、仕事をしながら少し前にボールを投げておいてみるということを試している。たとえば、「これを次回からどういうふうに楽にできるか」を考え続けながら仕事する。そうすると目の前の仕事の定型化や自動化がかなり気になり、アウトプットの形も…

「手続き」と「型」の違い

どちらも「マニュアル」ということにして自分の中でごっちゃにしやすいんだけれども実は3つともかなり違うようだ。「手続き」というのは公平さの象徴だ。一人一人が異なる状況の中で、それを公平に扱うために存在している。「型」は身体知の象徴で、言葉では…

「婚活」の意義

マーケティングワードとしては久々のヒット。もとの意図と違う文脈で使われたり、結婚サービス会社の陰謀説があったりといろいろだけれど。この言葉は、過去のどんな言葉を置き換えただろうか。たぶん、「適齢期」だと思う。適齢期、という言葉は年齢と紐付…

発見せよ

ドラゴンボールのアニメを元にしたコピペがある。 セル「ちくしょーちくしょー! 完全体に…… 完全体にさえなればー!」 ベジータ「はーっはっはっは!」 トランクス「凄い…… これなら、勝てる!」 セル「ちくしょーちくしょー! 完全体に…… 完全体にさえなれ…

遅レスメーカー

即レスはしたくないメールというものがある(とくにケータイにおいて)。そういうときに放置すると、思ったより長時間放置してしまったり、下手すると返信を忘れたままになってしまう場合がある。メールの送信ボタンには「+15」、「+60」、「+360」というボ…

Bucho Air

部長が無断欠勤した。 会社を休むことなんて全くなかったのに、朝来てみたら、いない。 外出しているわけでもない。きっと病院じゃない、携帯なくしんたんだよ、同僚はそういう。 昼になっても来ない。夕方になると、さすがに皆がいぶかり始めた。 五時もま…

サービスの使い分けと棲み分け

ブログとはてブ、Twitter、Tumblrを利用しているのだけれど少し混乱してきた。自分から見える風景を整理。 Twitter SNSほどクローズではないものの、つぶやきの内容が「いまなにしてる?」から始まることもありプライベートを少しさらしながら会話するコミュ…

性暴力表現@ゲーム

森を見て木を見失う必要はありません。過剰な性描写や暴力が問題なのではないのです。問題なのは、中身の浅い性描写や暴力なのです。 (「おもしろい」のゲームデザイン) うーむ。中身の浅い、か。性描写や暴力って、文脈の中で出てこない限り意味をなさな…

スピード感のある文章才能

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/10(水) 23:46:02.67 ID:+ZcYIc7ZO perfect Ninnja soulアメリカの同人ゲー 水遁の術で水に入れるようになるが水場が無い ハヤブサの術を使うと自分で投げた手裏剣に追い付いてダ…

最初から読むモードが欲しい

他人のブログを逆にたどっていくのはおもしろいけど面倒だ。その人の思考履歴を知るという意味でも、「このブログを最初から読む(書かれた順に読む)」というモードがあってもいい。だって逆向きに記事をソートすればいいだけじゃん。とか言って、その実装…

ガラパゴス化で儲けるためには。

なぜいまさらこの話題をするのか、というこの絶妙な時代遅れ感。たまりません。話としてはまじめ。 ガラパゴス化というのは、閉じたコミュニティで起きる。(物理的に閉じているかどうかとはまた別、コミュニケーションが閉じているかどうか) 閉じたコミュ…

事例分析のジレンマ

何かの成功事例を分析するときというのは、事例で得られた「結果」を再現したいという思いがある。ついつい、どういう方法で、どういうプロセスで行ったかというところに注目する。でも、方法とかプロセスとかはおかれている環境(見えないもの含む)によっ…

ブクマとコミュニティと

ついったをはじめたのだけれど、ブクマについて考えてたらおもしろくなったので、転載しつつ補完する。 ヤフーだかどこだったか、なんかのトピックスに投票するところで、投票してから結果を見る、というのがあった。あれ、面白いと思う。投票する前にどうい…

記憶に関するライフハック

中世の時代、まだ過去の記録を書き残す習慣がなかったときには、重要な出来事は「別の方法」で記録されていました。重要な出来事とは、たとえば土地の譲渡や、有力な家系の間の重要な結婚式や交渉などです。そう言う重要な出来事をきちんと記録するためには…

コンテンツの価値について

コンテンツの価値は、消費するまでわからないのが大問題だとずっと考えてきたのだけれど、今日、それだけでもないと思った。コンテンツの効果は、消費者の知識状況によって大きく変わるんだった。とってもいい本も、知っている人にとっては意味がないし、そ…

夢はハイダイナミックレンジ

ハイダイナミックレンジ合成という写真の技術があるらしくて、超現実感?のある絵になる。(画像はWikipediaより拝借) こういう写真から受ける感じ、なんだろうと思っていたのだけれど、寝るときに見る夢で、特に過去の思い出が合成されているときのイメー…

他人のためにしてはいけない3

「Googleサーチウィキ」は、自分の検索結果をカスタマイズできる。検索結果にボタンがついていて、そのコンテンツの順位を上げたり、検索結果から除外したりできる。で、いまのところ、これはパーソナル機能なので他人の検索結果には反映されない。これ、な…

いまどきの人はなにに反抗しているのか

タクシーに乗ったら、運転手さんが自分の息子が家から出て行かないと愚痴をこぼしていた。昔は、地元にとどまれとか、堅い職業に就けみたいな圧力に対して「おらそんなのいやだ!」と出て行ったけれど、いまや「自分らしく生きろ」「自立しろ」という圧力に…

見抜けない手品

どこで読んだか、手品の見破り方という文章があった。そこで重要なことだと書かれていたのは、鑑賞者の態度だった。手品を魔法のようなものだと考えている人は、なかなか手品のタネを見抜けないという。そこには何か理由がある、そういう姿勢を崩さないこと…

平和問題

平和が続くと生まれる独自の問題っていうのがあるように思う。もしかしたら少子化とかそういうことかもしれないし、相続とか世襲とかいうのもそういうことかもしれない。要はガラガラポンがない社会というのは何かということだと思うけれど。だからといって…

褒めない人

なにかと褒める人がいる。褒めて伸ばすことを意識しているわけでもなく、単に正直に見える。特殊なようにも思えるけど、逆に「なぜ褒めないのか?」という問いで考えるとなにかわかるのかもしれない。褒めない理由は何だろう。褒めてしまうと、相手が思い上…

あたりまえの話

最近、「ありがとう」と「ごめんなさい」を言うことが多い。迷惑をかけることが増えたのかもしれない。「すいません」はよく口にしていたけど、「ありがとう」と「ごめんなさい」はちょっと違う。もしかしたら今までそれを言えなかったのかもしれない。とい…

手段は手段として扱え

クリエイターと話をしていてこういう結論に。集団で仕事をすると、分業が生まれることがある。それは単に、作業分担をするということなのだけれど、困った副産物がある。それは、分業によって「手段を目的とする」人が生まれてしまうということだ。手続きも…

殺伐萌え

殺伐としたものが好きだ。廃墟が好きだ。まだ電車が止まってないのにドアが開き始めた昔の千代田線が好きだ。レストランのパントリーにある業務用調理用品が好きだ。新幹線から見える工業地帯が好きだ。2ちゃんねるの「HDDの残り容量の調べ方を教えれ」「df…

文字変換について

パソコンでの文字変換にはイライラする。おそらく私の変換タイミングが製作者が想定したそれと異なるからなのだろうなと思う。ところで、文字変換というのは前後の文脈から判断しないとうまくいかないことが多いだろう。だとすれば、長文を全部書き終わって…

起業家ニック・ハナウアー

アマゾンコムの取締役で、起業した6社がいずれも成功した人、らしい。起業家にとっての目的の意味について曰く、 何かがむしゃらに取り組むことには、間違いなく価値があると思う。(中略)5人いれば何だってできる。ひとりだとむずかしくても、4、5人加われ…