記憶に関するライフハック

中世の時代、まだ過去の記録を書き残す習慣がなかったときには、重要な出来事は「別の方法」で記録されていました。重要な出来事とは、たとえば土地の譲渡や、有力な家系の間の重要な結婚式や交渉などです。そう言う重要な出来事をきちんと記録するためには、七歳くらいの子供を選び、慎重に事実経過を観察するように指示し、そして川の中に投げ込みました。こうすると、出来事の記憶は子供に印象づけられ、その子の一生涯にわたり保たれると考えられていたのです。(「記憶と情動の脳科学」より)

まさに命がけ、まさにライフをハックする感じ。ってどんな感じだっていうの。ただまあ、印象的な出来事にくっつけさせて覚えさせるというのはその当時から知恵としてあったのだなあと。