どれだけ俳句・川柳は募集されているのか
俳句・川柳っぽい広告、言い換えると「あるあるネタ」広告というのは一定の需要があるのか、たまにみかける。体感値としては、増えている。広告を見てくれる人がどんどん減っている(というふうに言われている)現況においては、あるあるネタというのはかなりの鉄板であり、商品につながるかどうかは別として人気がある。缶コーヒー「Roots」の広告とかはこれ系だと思う。そこからつながり、ナントカ俳句・ナントカ川柳の企画というのが企業発でよく見られたりする。これ、どのくらいあるのだろうか。
- お〜いお茶 新俳句大賞(伊藤園)
- サラリーマン川柳(第一生命)
- トイレ川柳(TOTO)
- 通販川柳(日本通信販売協会)
- よみうり時事川柳(読売新聞)
- いのちと献血俳句コンテスト(日本赤十字社)
- エコ俳句大賞(コニカミノルタ)
- 全国おぶつだん俳句川柳コンテスト(全日本宗教用具協同組合)
- 新幹線俳句大賞(JR西日本、JR東海、他)
- 21世紀ケロリン俳句大賞(内外薬品)
- 阪急マナー川柳(阪急電鉄グループ)
- 子育て川柳(和光堂)
- おむすび川柳(ミツカン)
- 納豆川柳(全国納豆協同組合連合会)
- ロボット川柳(ビジネスデザイン研究所)
- 妖怪川柳(境港市観光協会)
- 足クサ川柳(岡本株式会社)
- ブラ川柳(トリンプ)
まだまだある。やっぱり多い。力尽きた。できるだけ継続開催されているものを集めたけど、単発キャンペーン系、小規模個人系だとおもしろいものが多い。「コラーゲン鍋川柳」とか「アンチエイジング川柳」とか「ワーキングプア川柳」とか、そんなにテーマを狭めて大丈夫なのかというものも。あと、俳句のほうが格式高く難しいからなのか、企業キャンペーン系は圧倒的に川柳が多かった。それと、川柳を探し始めたらこのようなブログに遭遇。
先週の公募川柳の発表は筆まめ川柳最優秀賞、訳あり川柳、ビートルズ川柳、いのちと献血俳句、フォト575、墨族川柳、大掃除川柳の7件であった。8、9月の募集ピークの発表が終わり発表数も一日一件のペースに落ち着いてきた。(中略)先週の公募川柳の募集はフォト575、さんてつ川柳、スッキリ川柳、エコロジー標語、恋のフレーズ、塗装川柳、柔道応援川柳、ランラン川柳、恋する川柳の9件であった。(中略)個人情報保護川柳は応募句のあまりの多さに急遽選者を募集した。選者に応募したがこれもまた応募者が多く、選ばれなかった。(川柳をかじる)
世の中広いです。