コンテンツ産業においては、「品質を担保する人」の価値が大きいのではないかな

ブランドといっていいのかわからないけど。コンテンツ産業の場合、大きく「制作マニュアルが作れない(プロセス定型化しにくい)」「ブツができあがってみないと価値がわからない」という二つの大きな特徴を持つので、依頼者から見ると「この人(組織)に任せておけば間違いはない」ということの意味が非常に大きくなる。逆に提供者側としては、それを担保するのは結構リスキーになる。その結果、有名なクリエイターや、毎回それなりに高い平均点をたたき出すコンテンツ系大企業の給料がとても多くなる、という構造があるのではないかな。依頼者側からの視点で見れば、ある程度高い金を払ってでも一定以上の水準のモノを安心して提供してもらうことが重要なのだろうから、まあそういう仕組みかと。