もっと仮説を!

感覚だが、学者さんが野に出て、自分の仮説を披露する機会が増えてきたんじゃないかと思う。居酒屋談義にどっぷり浸かっている世間と異なり、学者さんの業界は仮説を公にすることを極端にリスクと捉えることが特徴だから、それをやっている学者さんには敬意を表したい。在野の人にとって学者さんの仮説というのはレベルが高いことも多く、たいへん頼りになるものだしね。それを受けて実世界での実験(=ビジネス)をするのは我々の責任(勝手)なのだから、学者さんが仮説を披露する機会が増えるのは双方にとっていいことだと思う。このへん、空気が変わることでかなり社会的な恩恵が大きいと思われる。モノにもよるけど、アウトプット(=社会での実運用)を視野に入れるか入れないかで研究の質も変わると思うし。産学の連携ってそういうことなんじゃないのか。