不快感を消す工夫

電車の車掌さんは、演歌でも歌うような口調で車内放送をする。なんでだろうと思っていたけど、口調のコントラストをなくして丸めることによって、トゲトゲしくなくなって不快感が減るということなのだろうと思った。とくに朝のラッシュ時とか、ハキハキした新人さん系だと逆に耳障りなこともあるし。不快感をなくすという意味では、一部の私鉄・地下鉄などで取り入れられている女性の自動アナウンスがすばらしい。語尾が少し上がり、恥じらうかのような、奥に引っ込んだ感じでしゃべり終わる。なんだか楽しげに、少しはにかんだような感じで「〜線をご利用の方はお乗り換えください(↑)。」と言われると、ちょっとうれしくなってしまう。わかるかなあ、わかんねえだろうなあ。