教育法の歴史

目的を「悟り」においたとすると、お経というシステムがある。お経それ自体の意味はあえてほとんどつけていないが、お経を唱えていくというプロセスを通じて悟りが導かれるようになっている。そこで「改革者」が、悟りに至るプロセスを言語化してマニュアルにする(悟りにたどり着く10の方法みたいな)。一見わかりやすくなっているが、おそらく悟りにたどり着く人は減る。しかし初学者、というかこれから学ぶ人にとってはマニュアルのほうが魅力的に見える。アカウンタビリティの高い方法が効果的とは限らない問題。プロフェッショナルワークにはつきものの問題なのか。