PCの未来

実は「PCからWebを閲覧する」という文化を100%守るための完璧で確実な方策は、既に存在している。どんなに携帯ハードウェアが進化しても、どこまでパケット通信料が安くなっても、決して追いつけないPCだけの世界。それこそがエロである！　大画面、高解像度、滑らかなフレームレート、エロを求める心から、この欲求が消え去る事だけは決して無い。（PCによるWebアクセスは、あと何年で消えるのだろう−携帯がPCを駆逐する日 - 有象無象）

ネタじゃなく本当にあり得る未来だと思う。PCのボトルネックは少額課金なのだと強く感じるから。通信料にうまく上乗せしてサービス料金を取れるケータイと、プロバイダがその手のサービスを提供する体系にならなかったPC。対価が受け取れる媒体としてPCではなくケータイを（コンテンツ提供者の）皆が選び始めたら。あとエロであるが、この前聞いたところによると、「奥さんの目につかないところで見られる」という理由でPCではなくケータイでエロを見ている先輩がいて、なるほど独身一人暮らしにはない発想だと思った。画面小さくてもいいらしい。PC市場ではずいぶん前からデスクトップPCのシェアが下がっており、ノートPCとケータイが徐々に近づき始めている。モバイルPCは価格が高かったがEee PCで激下がりしたことと、スマートフォン系が伸びてきたことで本格的に今後PCとケータイの壁がくずれていく。携帯電話はケータイと略されたことで、電話である必要性が無くなった。近い未来に個々人が持ち歩いている端末は、単にケータイ端末と呼ばれることだろう。そして私の本家ブログのような長文は、端末の画面の大きさというインタフェースの要請から漏れ、廃れていくのかもしれない。