なぜ仮説を100個出さないのか。

ほぼ日の岩田社長(任天堂発言より。

なぜ海外と電話すると気持ち悪いんだろうって。
遅れるときでも、妙に長く遅れるときと、
そうでもないときがあるぞ、とか。
そういう疑問を感じたら、
きっとこうだからだ、って仮説をたてる。
そして、思いつくかぎりのパターンを検証して、
「どういう角度から考えても、
 これだったら全部説明がつく」
というときに考えるのを止めるんですよ。
「これが答えだ」と。

コピーライターはアイデアを100個以上出す。最初のあたりに浮かんだものが採用されるわけではない。とにかくたくさん出さなければいけない。無意識レベルで探索が始まり、思考が明晰になってからが勝負。なのになぜマーケターは100個仮説を出さないのか。出してしかるべきだ。その辺のヒントがここにあると思う。