問いと仮説と視点

別冊宝島で、宝島社の広告特集。ここの広告は毎年割と面白いものが多いので読みがいがある。ただ、有名人インタビューがどれも宝島社ヨイショみたいなのはちょっと。宝島社についてはあまり知らないが、これらの広告を含め姿勢として共感できるのは、問いや視点を投げかけるものであることだろうか。80年代くらいの名作広告というのは時代の気分を鋭く切り取ったもので、ある意味良くできた答えだったのかもしれない。でもいまは良くできた答えは必要じゃなくて、問いや視点が求められるべきなんじゃないかとも思う。っていうか自分の目指すブログスタンスはそれに近いものがある。答えっぽい言い切りばかり多いブログにはあまり用がない。それならちゃんとお金を出して本を読むし。切れ味の鋭い仮説や視点を見たいのだ、ブログでは。あれ、脱線。宝島社の広告自体はここで見られる。