年始のNHK
深夜に爆笑問題の番組を見る。浅島誠、佐藤勝彦、福岡伸一、野矢茂樹、遠藤秀紀、 斉藤環ってどれだけ豪華なんだ。いくつか論点があった。
- 無駄が許されなくなってきている。ちなみに長い目で見ると無駄でないという言い方もダメ。無駄は無駄で、それとして置いておけ。(野矢)
- 全体は部分の集合ではない。(福岡)
- 脛をかじることが後ろめたいことでなくなったら、ニートの問題は解消していくのではないか(斉藤)
- 効率化することには死角がある(全体)
- なんで「昔はよかった」というのか。昔がんばったから今こんないいことがあるんだぞと大人が言わないと子供は報われない(太田)
- 人間には600万年程度の歴史しかない。植物は3億年(うろ覚え)。学べることがたくさんある(浅島)
ちょっと時間が押し気味だったのが惜しい。次は有力ブロガーあたりでやってほしいところ。一流の頭脳の共振をもっと見たい。NHKは「学級委員が無理矢理ふざけてみました」みたいな方向性ばかり追求しないで、こういう超強力ストレートを投げ続けて欲しいなあ。でもそれだと資金繰り厳しくなりそうだ。今年は受信料でもなく視聴率でもない新しい資金繰りを考えよう。isologueさんの「第三の道」とも関連するのかな。