説明しにくいのだけれど

だいたい、世の中、頭のいい人は一定割合いて、それは社会の経済機能で相応に配分されるから、からですね、朝日新聞とかNHKにバーカはいないんですよ。なのになぜバーカみたいなものが表出されるかは微妙な問題。(中略)ブロガーは基本的に一時情報をゲットできないのだから、そこでフカシに踊るんじゃなくて、全体のむしろ学問的な枠組み、それと過去の読み直しをすればいいんじゃないかと思う。(finalventの日記

ちょっと変な絡み方をしてしまうのだが、この二つは同じ構造と見る。誰かがやればいいのに変なにらみ合いというのかみんな足がすくんでしまってやらない領域というのが必ず生まれる。商品開発とかでもそうかな。で、そういう領域は牧歌的な世界、つまり高度成長期とかざっくり予算の儲かっている業界のほうがうまく突破する。あとはGoogleみたいにすでに内部にとても余裕があるところとか。視野を少し広げることと、時間軸を少し長く見ることと、人の知性みたいなものを信頼するかどうかだと思うのだけれど、そういう判断は結局マネジメントの仕事で、こういうのが典型的に弱い業界というのがある。職人だらけの世界、というか。ブログにマネジメントもへったくれもないのではあるけど。