怠惰なまま好奇心を持つべき

まあ自分が怠惰なのだけれど。「怠惰な人は習慣を直し、もっと好奇心を持つべき」という言説に違和感を感じるのは、怠惰と好奇心はゼロサムじゃないっていうか、怠惰でありながら好奇心旺盛という状態もありえるのではないかと思う。で思うのだが、すごい人は「すごく怠惰で凄く好奇心いっぱい」な人なんじゃないかと。人一倍好奇心が強いのに、これまた人一倍怠惰なものだから、なんとかしてラクしたいと思う。その思いがそもそも強烈なので、すごいサービスとかを生む、とか。この「怠惰と好奇心」もそうなのだけれど、割と逆方向のベクトルに双方が振り切っている人は自分の中に強烈な緊張感を抱えているから、そこからドン!と何かが爆発することが多いように思う。強烈な自己矛盾を抱える人、だろうか。正→反→合?