Best Guess

入社して間もないころだが、完璧を期したため仕事がなかなか進まず、遅れてしまって悩むことがあった。そんなときに先輩が「Best Guess」でいいんだ、と言ったことを思い出す。相手はこちらをプロと見込んで依頼してくる。我々も、普段からそのことを考え、経験もしてきたプロだ。そんな我々が必死に考えて出した結論なのだから、それは現在ベストの推論、Best Guessなのだ。それでいいのだ、どこにもありえない客観的なBestなど探すことに意味はない。そんなことよりGuessをRealにして確認するほうが先だ、生産的だ、という話だった。Best Guessというのは、仕事にもとても有用な観念だし、ネットとかWikipediaみたいなものに相性がいいかも。まあどの程度のBestなんだ、っていう話はあるにせよ。